教え育てるってこと

ご他聞にもれず、うちの会社にも新人という肩書きの人たちが入ってきました。
その教育を同じプロジェクトの方がやっているので、ちょこちょこ新人教育に顔を出しているわけですが、難しいですね。教えるのって。

向こうはまだ『自分で何がわからないのか分からない』状態なわけで、こっちは『彼・彼女が何がわからないのかわからない』状態で、ちょっと困ってしまいます。

最初から一緒にソースを追って行って、解析して、彼らが何をしたくて、何に躓いているのか一から説明をしながら、模索していくわけです。

僕も新人の時は、デバッグが果てしなく苦手でした。
バグがどこにあるのか、自分のソースの何が悪いのか、探すだけでも時間がかかったものです。
学校では『こうすれば、こう動く』という、唯一の道筋を教えてくれます。
しかし、実際の業務では『なぜ動かないのか』という数多ある道筋から、仮定を行い、その道筋をたどって、動かす方法を模索する、という作業が殆どです。

そんなことを二年もやっていると、大抵のバグは見当がつくようになります。
『あぁ、たぶんあの辺りでこんな処理をやってるから、ここがおかしいんだろう』ってな感じに。

二年って長いようで短い時間で自分が何を学んで、これから何を学ばなければいけないのか、ちょっと考えさせられてる今日この頃です。

乱文・散文失礼しました。