部長の気持ち

まず、かのWindowsNT開発チームの名言を引用させてもらいます。

泳げない奴は沈めばいい

かなり非情に聞こえる言葉ですが、僕はかなり共感を覚えるんですよ。

人には多かれ少なかれ自由があって、
泳げないのにわざわざ泳がなくても良いわけだし、
浮き輪持参で海に出るのも良いでしょう。

ただ一度海に出たならば、その準備で泳ぎきれないなら、沈むしかないわけです。

僕も溺れかけている人がいれば、わざわざ沈めるようなことはしないし、余力があれば自分の浮き輪をあげてもいいでしょう。

けど、結局は他人の力で泳ぐことは出来ないわけで、だから人は溺れないように努力をするんだと想います。


と、ここまでが僕の根底にある概念で。

ここからが本題


本日、部長様からお達しを受けました。

『Tさんは前のプロジェクトで、大変だったから、このプロジェクトはお前が頑張って、Tさんは早く帰らしてあげな』





意味が分かりません。
Tさんの前のプロジェクトなんて僕には知ったことではないです。
しかも、今のままでも走りきれるのか分からないのに、他人の分まで背負ってなんか明らかに無理です。
僕はわざわざ沈めるようなマネはしませんし、溺れかけているなら浮き輪もあげましょう。
ただ、仕事でやっている以上、それでお金をもらっている以上、やるべきことは本人にやってもらいたいっていうのが、僕の本音なわけで。

サポートする位ならいくらでもやります。
ただ、仕事が早く終わるかなんてその本人次第だと、僕は思います。

他人の分まで引き受けて、その人を早く帰らせる気持ちなんて、さらさらありません。



拝啓 部長殿
相手よって『あいつが会社に来なくなったなら、あいつはそれまでだったってこと』って言ってみたり、『人の分までやって助けてやれ』って言ってみたりするあなたの言動。
どれに付いていけば良いのでしょうか?
正直、今のままではついて行けません。







明日も仕事頑張ります!